今より低金利のカードローンにのりかえる「借り換え」。毎月の返済額を減らすだけでなく返済総額にも減らすことが出来ます。審査に緩い借り換えローンもあるので詳しく解説していきます。

カードローンの返済で多重債務になる理由

WRITER
 
カードローンの返済で多重債務になる理由
この記事を書いている人 - WRITER -

多重債務という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

この多重債務の金融庁定義としては、消費者金融やクレジットカードキャッシングなど全てを合わせて、 5件以上の借入先がある人のことを指すと言われております。

そして現在日本全国この多重債務で苦しんでいる人は、200万人以上とも言われています。

お金を他社から借りて返すのは絶対だめ!

カードローンの借り入れを他社から借りて返すのはダメ

借りて返す、つまり借金を借金で返すことは避けましょう。

返しているように見えますが、全体的に見れば借入金は増えており、実質的には複利方式となります。

複利方式とは、利息と元金を合算した金額に対して利息を計算する方法で、定期預金などで採用されることが多いです。

定期預金であれば預金がどんどん増えて嬉しいのですが、借金がどんどん増えては大変です。

多重債務の具体例

多重債務の具体例

例えば20万円を20.00%で借りれば1年後には24万円になります。

これを返済するために24万円を20.00%で借りると、1年後には28万8000円になります。

つまり、2年間で20万円が28万8000円に増えてしまう計算になります。

借りて返すことは、お酒で例えるとウィスキーをジンやウォッカで割ることと同じです。

見た目はウィスキーの水割りと変わらず、 アルコールが弱くなった様に見えますが、実は余計に強くなっています。

返済のための借金はその場しのぎであり、結果的には借金が雪だるま式に増えてしまいます。

雪だるま式に生活を苦しめる

雪だるま式に借金が膨らむ

雪だるま式という言葉は、ボール状に丸めた雪を下り坂に向かって 転がすと、周りの雪を含んでどんどん大きくなり、転げ落ちるスピードもますます上がる様子が語源となっています。

借り入れ件数が増えれば増えるほど高い金利で 借りることになり、借金が増えるスピードは上がり、生活レベルは反比例して下がります。

まさに人生が坂道を転げ落ちるような状態になってしまい、考えるだけで ぞっとしますね・・・。

もしも借りなければ返せないような状況になりそうであれば、雪だるまが小さいうちに対策を立てなければなりません。

おまとめローンでまとめて返済に専念する、追加融資が出来ないように業者に依頼する、家族に頭を下げて立て替えてもらう、などの方法が考えられます。

しかしあらゆる手を尽くしても返済が不可能な場合は、抵抗があっても債務整理を検討する勇気も必要です。

間違ってもヤミ金から借りるようなことはしてはいけません。

雪だるまどころか雪崩が起きて巻き込まれてしまいます。

多重債務の借金からなる負のスパイラル!

多重債務者は借金の返済の為に他社から借金をする

多重債務に陥った400万人以上の人が、借金の返済の為に他の消費者金融や、クレジットカードキャッシングを利用しているとの調査報告もあります。

借金件数が5件までとはいかなくても 数社から借金を繰り返している人などは多重債務者予備軍と呼ばれています。

返済を何度も遅延してしまうとブラックリストに入ってしまい、新たな借り入れが一切出来なくなる事もありえますので注意して下さいね。

多重債務の原因は?

多重債務へと陥る原因は人それぞれで、リストラや倒産などによる失業や友人の連帯保証人なども良くある理由ですが、近年急増している借金の理由として 男性はギャンブルでの借金です。

ギャンブルは1度熱くなってしまうと冷静な判断が出来なくなり、次に1発当てれば借金を返済できるという安易な考えが借金を繰り返し、 結果として返済することが不可能なほどの借金を抱えることになってしまいます。

そして女性によくありがちなのが、クレジットカードの乱用です。

最近はクレジットカード を所有していることが常識であり、欲しいものを貯金して購入するという発想が薄くなっております。

クレジットカードを使用すれば毎月の返済が5000~10000円という、 比較的安価な毎月支払い金額が特徴の、リボルビングでの支払いが可能ですので、結果として10万・20万という高額な商品ですら安易に購入してしまう 女性が増えています。

借金・負のスパイラル

上記の状況では借金の総額が増え続けていくのは明らかです。

しかし借金の返済の為に借金を繰り返すのにも必ず限界が来ます。

2010年には総量規制と呼ばれる、 借金の限度額が制定された法律も作られたため、今後多重債務の人には厳しい現実が待っているのは容易に想像できるのではないでしょうか。

必然的に多重債務者の 人が辿る道は、自己破産や一般よりもさらに利息が高いヤミ金などになってしまいます。

また借金返済のプレッシャーから鬱病などの精神的な病に陥る人も増加傾向に あります。

こうなってしまうと手遅れになってしまうため、早急に弁護士や司法書士などの専門家へ相談することをオススメします。

多重債務者の実態調査データ

多重債務者の実態調査データ

多重債務者とは、複数の業者から返済能力を超える借金をしている人のことで、日本全国に150万から200万人いると言われています。

札幌市の人口が約190万人、 福岡市の人口が約140万人であることを考えると、相当な数に上ることが分かります。

独立行政法人国民生活センターはこの問題への対策を立てるべく、 多重債務者の実態調査に乗り出しました。

調査対象者は、弁護士事務所などへ債務整理の相談に訪れた585人で、調査対象はキャッシング(消費者金融会社、 信販会社、商工ローンなど)です。

多重債務者のデータ内容は以下にまとめております。

初めて借り入れをした理由は?

  1. 収入の減少・・・25.6%
  2. 低収入・・・20.0%
  3. 借金返済・・・19.8%
  4. 事業資金の補填・・・16.2%
  5. 物品購入・・・14.2%
  6. ギャンブル費・・・13.0%
  7. 保証、肩代わり・・・10.1%
  8. 遊興費・・・8.5%

返済が困難になった時期に借入をした理由は?

  1. 借金返済・・・51.5%
  2. 収入の減少・・・45.1%
  3. 低収入・・・20.9%
  4. 事業資金の補填・・・12.5%
  5. ギャンブル費・・・12.0%
  6. 保証、肩代わり・・・7.9%
  7. 遊興費・・・7.7%
  8. 物品購入・・・5.6%

多重債務の危険性まとめ

多重債務の危険性まとめ

最初に借り入れた理由と返済が困難になった時期に借り入れた理由の大部分を、収入に関する事由が占めています。

しかし、低収入を理由にする借り入れが20.0% と20.9%と大差が無いのに対し、収入の減少は25.6%から45.1%と急増しています。

収入が減った分をキャッシングで補填していることが窺えます。

最初から借金返済のためにキャッシングをしている人も少なくはありません。

その時点でかなりの債務を抱えている状態であったと考えられます。

そしてついには返済が困難な時期の借り入れ理由のトップに躍り出ます。

元々は困窮していなかった人も次第に支払いが苦しくなり、自転車操業が始まってしまったことが 読み取れます。

最初は買い物のためにキャッシングをする人が14.2%もいたにも関わらず、返済が困難な時期になると5.6% にまで減少します。

買い物をしている余裕がなくなって しまったと考えられます。

注目するべきはギャンブル費と遊興費です。

返済が困難になってもここの費用があまり削られていません。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です